「真実の涙をもう一度」有志会
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 「真実の涙をもう一度」
true tearsイベントin城端イベントレポート

○2.プチ前夜祭:麦端踊り講習会@善徳寺会館

タイトル「ひょうたんから駒 無茶から奇跡が」
 代表の妄想と執念で生み出された企画、「ファン参加の麦端踊り披露」。

地元のみなさんや関係者のみなさんに提案したとき、反応は総じて「ホントに集まるの?」

無理もありません。4月の「城端しだれ桜まつり」での講習会は2日がかり。しかもほとんどが県外からの参加だったらしい。準備期間や有志会メンバーの立ち会いを考えると、イベント前日にしか講習会を設定できない。開催するか迷ったときもありましたが、「ファン主催のイベントで、ファンがステージに上がることは、主催者として是が非でも実現したい」と私が全責任を負い、西上町恵友会さんにも全面協力をいただけたため、開催に踏み切りました。

 迎えた123日。

 午後から激しくなった風雨は、講習会のはじまる1930分にはみぞれまじりの寒風に変わっていました。



底冷えのする善徳寺会館の2階は、有志会メンバーの不安と緊張に包まれていました。「本当に参加者が現れるんだろうか」「もし参加者が少なければ、わざわざ準備していただいた恵友会さんに申し訳ない」そんなことばかり考え、端から見ると挙動不審だったと思います。そんな中、最初の参加者の方が、「こちらが会場ですか?」とおそるおそる扉を開けてくれました。



それからは、来るわ来るわ、最終的には15名近くの参加者で、寒かった講習会場は熱気に包まれました。休憩中に話をうかがうと、城端に向かう最中に吹雪に遭遇した方など、遅くからの講習会にもかかわらず、麦端踊りへの期待と熱意を持って駆けつけてくださっていました。









 そして休憩時間も終わり、もっとも危惧していた瞬間がやってきました。


「じょうはな座のステージで、恵友会さんといっしょに、ttファンの前で踊りませんか?」

一瞬会場は静まりかえりましたが、ほどなくして定員の5人から手があがりました。とりあえず一度踊ってもらい、感触をつかんでもらってから訴えようと思っていましたが、作戦は見事に成功(笑)すぐに集まってもらい、翌日の段取りをすばやく説明。そのあと私はステージ企画の打ち合わせがあったため、後ろ髪をひかれる思いで会場を後にしましたが、22時過ぎまでみなさん熱心に踊られたそうです。



 数々の無茶振りで、有志会や関係者のみなさまを泣かせてきた(笑)代表ですが、講習会でのステージ参加呼びかけは、その中でもトップクラスでした。本当にすいませんでした。でもステージで踊られた方は、良い思い出になられたようで、本当に良かったです。

また地元のみなさんからも「正調むぎやが一番だけど、麦端踊りもいいもんだ」という感想を数多くいただきました。わがままを通して良かった、そう思えた瞬間でした。


(記:tank)


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