「真実の涙をもう一度」有志会
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 「真実の涙をもう一度」
true tearsイベントin城端イベントレポート

○10.ステージ企画

あれから数日の刻が経ちましたが、参加者の方々の熱い想いは消えてないか!?あの感動をもう一度と思い、今回はステージ班によるイベントレポを記載させて頂きます。少々長文となりますが、当時を振り返りながらお読み頂ければ幸いです。



▼開場〜上映〜第1部手前

 開場始めは、大ホールは比較的空いていました。指定席だった事もあり、参加者の方々はイラスト・写真展の方に向かわれたようでした。上映直前になると、一斉に大ホールへ向かわれるあたり、皆さんの作品への想いを感じられます。

 上映開始時、1階はだいたい埋まっており、9割近くが男性でした。反面、2階は半分弱程度でしたが、年齢層の高めと思われる地元の方や女性の方も比較的多く見受けられた事もあり、席は比較的空いていたものの、多種多様な方に来て頂いたと前向きに考えます。



 上映中の参加者の方々は息を呑むかのように視聴しており、スタッフも忙しさの合間をぬって、Blu-rayとじょうはな座様の上映環境を堪能させてもらいました。大画面・高画質・高音質で、かつ志を同じくしたファンの方々と、一同に会して見る『true tears』は格別だったかと思います。


▼第1部−挨拶−

 有志会作成のオープニングムービーでスタートした第1部。この頃になると午後到着の参加者の方も増えてきたようで、2階も7割ぐらい埋まっておりました。

 オープニング後、有志会代表より挨拶をさせて頂き、続いて田中幹夫南砺市長からお預かりしたメッセージも代読させて頂きました。田中南砺市長も参加されたかったご様子でしたが、外せないご用事のため参加を見合わせられました。ですが、田中幹夫南砺市長の想いは参加者の方々へ伝わったと思います。


●市長メッセージ全文
  「真実の涙をもう一度」のイベントにご来城のみなさんへ

  ご来場のみなさん、そして主催の有志会のみなさん
  本日はぜひ会場で皆さんとお会いできればと思っていたのですが日程の調整がつかず直接ご挨拶できなくなり申し訳ありません。

  さて、「true tears」が2008年に放送されて以来、2年半以上が経過したわけですが、今も多くのファンの皆さんが南砺市へそして城端にいらしていただいている事にまずは御礼申し上げます。

  また、番組の関係者のみなさんの御理解・御協力のもと、今年7月にはキャラクターの住民登録やじょうはな麦屋祭りの公式ポスターへの登場も実現できました。

  そして、本日は有志のみなさんをはじめとした多くのファンのお力でこのイベントが開催される。
  これは本当にすばらしい出来事だと思います。
  南砺市としても微力ながらお手伝いできて良かったと思っております。
  みなさん、今日はどうかゆっくりとたのしんでいらしてください。
  そして、今後もこの南砺市へおいでいただければと願っております。
  平成22年12月4日    南砺市長  田中 幹夫



▼第1部−トーク&クイズ大会−

 挨拶の後は、いよいよ第一部もアクセル全開で動きました。MCとしてナガッチョさん、そして有志会メンバーのウエダさんも壇上へ上がりました。ナガッチョさんから前泊者について質問が出されましたが、思ったほど前泊者は少なかったようです。もちろん、有志会の主要メンバーは前泊ですよ。前日からずっと気合十分でしたよ。

 ここから、ゲストの紹介です。監督の西村純二さん、シリーズ構成の岡田麿里さん、プロデューサーの堀川憲司さんが一斉に壇上へ。地元の話題や近場の白川郷の話題で始まり、作品放映後に若い人の城端訪問が増えたと話されてました。舞台があれば行ってみたい、そう考える方が、有志会の他にも多くいらっしゃったという事ですね、分かります。

 クイズ担当からルール説明がありましたが、この時ナガッチョさんからクイズ担当へ「true tearsで面白かったところは?」と言う質問を頂きました。クイズ担当は「本編も十分面白かったですが、毎回ハラハラする次回予告が一番面白かったです」と回答しておりましたが、参加者の方々はいかがだったでしょうか。改めて感じた魅力もあるでしょうから、感じられた事を制作側へ送って見るのも良いと思います。

 前置きはこれぐらいにして、ゲストの方へ話題を移しますね。ナガッチョさんやウエダさんより、各ゲストへ順番に質問をさせて頂きました。かなり本音爆発の回答のオンパレードで、開場にも笑いの渦が起こってました。ロケハン時に警備員に止められたり、女子バレーボール部に背を向けていたら顧問の女性教諭がスゴイ勢いで向かってきた(事前に許可取っていたのに)された事など、話題に事欠きませんでしたね。

 そんな中、参加された方が一番驚いたであろうサプライズが発動。なんと、石動乃絵役の高垣彩陽さんが壇上へ登場です。参加者から気合い入りすぎた感動の声が聞こえましたが、我々有志会メンバーも同様でした。実は、高垣さんの事は極一部のメンバーにしか伝えられてなかったのです。参加者を騙すにはまずメンバーからと言う格言もありますからね。

 この後は、高垣さんも交えてのトーク&クイズ大会と続きます。高垣さんが気に入っているシーンは、「樹の上にいる乃絵の初登場シーン」「最終話眞一郎と別れ、乃絵が一人で海沿いの道を歩いて行くシーン」との事でした。他の制作者からもそれぞれの想いが語られ、かなり濃い内容でした。また、比呂美が洗濯物を足で取るシーンについては、西村監督と岡田さんで意見が分かれておりましたが、岡田さんの実体験が濃厚なのでしょうか・・・。

 クイズも全て出尽くした頃、いよいよ優勝者の決定です。全問正解者は10名程度でしたので、その方々は高垣さんとじゃんけんする事に。一度は全員負けてしまいましたが、再戦をした結果、2名が残りました。内1名は女性だったため、ナガッチョさんから「相手は女性、後は分かるな?」と言った感じの前振りが。これのせいか分かりませんが、女性の方が優勝されました。ただ、残る1名の方も準優勝扱いとなり、2名の方へ賞品が郵送されるそうです。

 ここで終了と思いきや、なんと参加者から高垣さんへ質問コーナーが。3つ程質問されてましたが、「眞一郎はソウルメイト!」に会場が沸いていたと思います。

 あっという間の1時間半程度でしたが、ここで第一部の終了です。かなり盛り上がったと思っておりますが、いかがだったでしょうか。

 なお、ゲスト様への質問やクイズは、事前に有志会へ頂いた参加者からの質問をベースとさせて頂きました。送って頂いた方へはこの場を借りてお礼申し上げます。採用されなかった質問もございましたが、厳選な検討の上と言う事で、ご容赦願います。

●クイズの詳細
  Q1.堀川社長は、Blu-ray BOX購入時にBlu-ray機器も同時に購入したか?

    A1.○(Blu-ray BOXを購入していない方もチラホラと。)

  Q2.ドラマCDの中で話題に出た教員「堀川」とは、堀川は社長の事か?

    A2.○(入れたのは軽い気持ちとの事。)

  Q3.続編を作成する予定はあるか?

    A3.×(現段階ではない。もしやるとしたら、過去編との事。)

  Q4.キャラクターデザインの関口可奈味さんが、西村監督の描いたOPコンテでわからなかった所は?

    今川焼きを焼くシーンと思う方は○、かばんに教科書を入れるシーンと思う方は×を。

    A4.×(会場では○の方が多かったです。)

  Q5.岡田さんはセフレで買い物をした事があるか?

    A5.○(ご当地キティを購入した岡田さんは、キティちゃんフリークとの事。)

  Q6.今川焼き屋「あいちゃん」の夜は、父親が居酒屋を開いている。

    A6.○(会場では×の方が多かったです。)


▼第2部−eufoniusさんミニライブ−

 暗転状態にスモークで雰囲気を出した中、ミニライブの開始です。曲のさなかは歌声とライトによる効果演出と歌声で、参加者の方々を魅了して頂きました。

 まずは『そのままの僕で』『Angel on tree』の2曲を歌って頂き、トークへ。『そのままの僕で』は1番のみでしたが、この理由は「本編のコンテに合わせて制作したため2番が存在しない」との事でした。また、「だからこそ2番は作れないし。今後も作られない」と言う言葉に、eufoniusさんも作品を愛しているのだなと感じたものです。

 トークを挟んだ後は『涙の記憶』と続き、締めは『リフレクティア』でした。参加者の中には、感情が高ぶられた方も居るようでした。この場において感情から流れた涙・・・それは一つ真実の涙でしょうね。

 ミニライブの後は、ナガッチョさんや高垣さん、ウエダさんを交えてのトーク。ここでは高垣さんの新曲である『光のフィルメント』の話題も出ておりました。そして、重大発表がもう一つ。富山県の『家庭の日』をPRするアニメ『マイの魔法と家庭の日』を、P.A.WORKS制作、音楽担当 eufoniusで放映される事が発表されたのです。皆さん、こちらもよろしくお願いしますね。

 こうして、短いながらも感情を揺さぶったミニライブは終了し、皆さん壇上から降りていかれました。



▼第2部−麦端踊り披露−

麦端踊り部分は、当日踊って頂いた方より感想を頂けましたので掲載いたします。

長野県の裏猫さんより
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 イベント前夜に講習会が開かれるとHPで知り、すぐに準備をしました。劇中でも完成度の高い踊りに魅了されていて、再現されていたのも知っていました。その踊りを教えていただける。これだけでも嬉しかった。講習会に参加して、劇中の練習場所と同じところでの練習で一層心に残る体験になりました。そして有志会さんからの「本番で一緒に踊りましょう」のお誘いに最初は「型を見てもろくに出来なかった私が参加していいのか?」と悩みました。しかし素晴らしい舞台に私も立てる!この思いがだんだん強くなり参加させていただくことにしました。

本番当日は時間が近づいてくると、だんだん不安と緊張がこみ上げて来ました。本番前の練習で、一緒に参加される人と話をすると「緊張は自分だけでない」と思い一層練習に励みました。ステージ袖では時折見える観客席が一段と緊張をどんどん引き上げていきます。そして出番になり、恵友会さんの素晴らしい踊り姿を見て不安がやる気に変わりました。一心不乱に踊り、終わった後の高揚感と達成感でまさに夢心地でした。現地で初めて逢った仲間とここまで一体感になれる素晴らしいイベントは初めてでした。今回素敵な講習会と思いがけないステージ参加を企画していただけた有志会の皆様、踊りを教えていただいた西上町恵友会の皆様、一緒に参加された皆様、つたない私の踊りも寛大な心で見ていただけた観客の皆様一緒心に残る思い出をありがとうございました。
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※当日練習風景


 ここで、今までのゲストの方全員が壇上へ。全員を交えてのトークが繰り広げられました。ここで一番の話題は、乃絵役に高垣さんが選ばれた理由でしょうか。録音がスタジオでなく会議室だったため、声が反響したテープになったそうですが、その影響で良い感じに聞こえたそうです。もちろん高垣さんの熱意も関係していたと思いますが、世の中何がチャンスに化けるか分からないものですね。

 そして、ゲストの方とはここで最後になります。ゲストの方から最後のご挨拶を頂きました。ゲストの皆様方、素晴らしい作品をありがとう!!



▼本編8話〜13

 正直な話、第2部終了後に参加者がぐっと減るのじゃないかと怯えていました。それだけ第1部〜第2部は熱かったと思っています。ですが、ほとんどのみなさんに作品を最後までご覧頂けました。




▼そして終わりへ…

 本編終了後、有志会全員で壇上に上がらせて頂きました。実はこれ、ナガッチョさんからの提案だったのです。最後のまとめとして代表から挨拶をし、その場に居た参加者の方々から「ありがとう!」と言う感謝の声を、大きな拍手を頂きました。この時、ここまでの軌跡が浮かんできました。

 じょうはな座でのブルーレイBOX上映が決まったとき、内心では「ファンはブルーレイBOX持っている人が多いだろうし、ステージ企画だけ盛り上がって終わってしまうのでは?」と、企画したにもかかわらず思っておりました。しかし終わってみると、参加者のみなさんから「大画面でじっくり観ると、作品の良さをあらためて実感できた」「分かってはいても、第1話のOPでは感動のあまり涙が出た」などの声が多く寄せられました。これはイベント主催者としてとてもうれしいことです。

 ほとんどの有志会メンバーは、残念ながら客席で上映を観ることはできませんでしたが、一つ忘れられない思い出があります。最終話の追加新作映像を、有志会メンバーといっしょにステージ横のモニターで観終え、明るくなったステージ上へ出ていったときのこと。それまでは緊張でまるで目に入らなかった、参加者のみなさん一人ひとりの表情が、なぜか手に取るように分かりました。イベントが終わり、緊張がほぐれたからだったのか、今となっては分かりませんが、その表情一つひとつが、「作品に出会えてよかった」という笑顔にあふれていたこと。この瞬間、「ああ、このじょうはな座の空間を、ttファンで共有できて本当によかった!」と思いました。本当に感謝感謝です。

 今回のイベント開催にあたり多くの方のご協力を頂きました。本当にありがとうございました。 そして、壇上に上がる提案もして頂いたナガッチョさんへ、「いよっ! 敏腕プロデューサー!!」の声を送らせて頂き、このイベントレポを締めさせて頂きます。

 ここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。

(記:代表tank、ステージ企画&スケジュール担当Skクイズ&場内アナウンス担当

 



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